「酒蔵開放キャンペーン」を7・8日の二日間に渡って開催しました。
社員みんなが「おもてなし」の気持ちで、両日二百名のお客様をお迎え致しました。
大変な盛り上がりでしたから、きっと喜んで頂けたことだと思います。
今年の目玉企画は「あきた舞妓」による小唄『酒の秋田』のご披露です。
その昔、川反界隈を鳴らしたご年配の方はご存知かと思いますが、この『酒の秋田』は川反芸者のお座敷小唄でして、私は本物を一度しか見たことはありません。
この日、復活した踊りを観ましたが、「イヤー、ほんと良かったです。」
歌詞には、酒造りの作業とお酌のやり取りが唄われていますが、私の耳がおかしいのかチョット助平に聴こえます。だから小唄なのかもしれませんね。
舞妓さん達は一人一人に素敵な笑顔でお酌して廻りました。
舞妓が進む先には、相好崩したオジさんの群れが枡を片手に待っているのでした。
きっと、いつもの「秀よし」なのに、三倍は美味しくなったことでしょう。
他にも、餅搗き・酒屋唄・ジャンケン大会など盛り沢山の余興があり、大いに喜んで頂けたものと思います。
当日限定販売の「八乙女」は、やや濃醇なタイプで米の旨みが十分に引き出されています。また、「こまちSP.」と「AK-1」の本醸造をブレンドしたので、香りが複雑に広がって扇のように全方位をカバーした感があります。香味はとてもバランス良く仕上がりました。
本醸造のような手軽なお酒でも、設計と仕込みが良ければ十分満足のいくお酒になると思います。
鬼が笑うかもしれませんが、来年も最高に美味しい「八乙女」を目指して造るので、是非お早めのご予約をお願いいたします。