先週は朝晩の気温が零下まで下がり、雪もちらつき始めました。
いよいよ燗酒の旨い季節がやって来ました。
当蔵では、冬の酒造りの間、杜氏や蔵人は泊まり込みで働きます。
仕事が終ると早速の夕餉が始まり、燗酒を飲んで冷えた身体を温めます。
体は温まり心地良くなって一日の疲れが吹き飛びます。
話が弾めば「和醸良酒」にもなります。
是非、皆様も燗酒を召し上がって見て下さい。
お燗は温度によって呼び名が変わります。
日向燗・人肌燗・ぬる燗・上燗・熱燗・飛切燗。
古来より日本人はお酒の温度を艶のある表現して参りました。
また、純米酒はぬる燗、吟醸は人肌、本醸造や普通酒は熱燗などのように、自分好みでお酒の種類や温度を試すのも楽しいでしょう。
(電子レンジで温めてもOKです。)
それに、燗酒が美味しいと感じるのは、大人の酒飲みになったような気がします。
「秀よし」の純米酒は、お燗にすると円やかな味となり、お米の旨みが感じられます。
特に、「秀」(しゅう)は、お燗が美味しいと評判のレギュラー酒です。
お値打ち価格ですし、どうぞ一度お試しください。