「秀よし」の酒蔵には古い柿の木が二本残っています。
枝の剪定をしていないので枝が伸び放題で、実は小ぶりになってしまいました。
それでも、毎年美味しく頂いております。
家族や蔵人の冬のお楽しみなので、今年もバケツに一つ捥いでもらいました。
(柿を捥いでいるのは、蔵人の頭の細谷さんです)
家内は大根の柿漬けを作るので、一人で山のように穫ってきました。
これも晩酌のお楽しみの一つになります。
戦争中は物資の統制があってお酒を造ることが叶わなかったそうです。
それで、牛や豚の肥育をしたり、何十本もの柿の木を育てて生計を立てたそうです。
柿の実を見る度に、祖父母の話しを思い出します。
家の中に生り物があると何だか幸せな気分です。
来年の収穫がしやすいように剪定しようかな。