天候に揺さぶられた年末。そして穏やかな日が続いた年明け。
お陰様で、この冬の酒造りは概ね無事に終了しました。
ところで、酒造りを無事に終えた酒蔵にとって、お楽しみと言えば「仕込み仕舞い」のお祝いでしょう。冬季間の仕込み作業は本当に難儀なものですから、仕込みが一段落した喜びは大変なものであります。杜氏をはじめ蔵人の苦労をねぎらうためにも欠かせない大事な行事であります。
もちろん、「酒の仕込みを仕舞う」ということを神に感謝する儀式であります神事が最優先であります。誰一人怪我もなく、無事に終わることが何よりありがたく、その上美味しいお酒ができるのが蔵主の念願なのです。
さて、この度の「秀よしの仕込み仕舞い」には、昔のようにお客様を招いてお祝いをしようと計画を立てました。30年も前であれば、町の三役・駅長・郵便局長・巡査などの町の名士や、酒販店のご当主などを御招待申し上げました。
今回は、私どものお酒をお買い上げ頂いている消費者の皆様に、「仕込み仕舞い」の喜びを共に分かち合って頂けるよう、会費制で宴席を設けることにいたしました。詳しくは以下の通りです。