梅雨模様の曇り空に相応しく、梅酒造りが始まりました。
今朝大型のウィング車で梅が到着しました。
車がでかくて恥ずかしいのですが、総量1トンの仕込みです。
今年は訳あって例年の半分以下の仕入れです。無茶苦茶忙しくて社員をこれ以上働かせるとブラックになってしまいそうなので、取り敢えず梅酒の方は我慢我慢。
さて、今年の梅の状態はすこぶる良くて、爽やかで甘い梅の香りが濃厚で、しかも適度な熟し具合と大きなサイズに満足です。 きっと二・三年後には最高の梅酒になってくれるでしょう。
ヘタ取り作業は、洋風セカンドネームを持っているオサレな「チーム壜詰め」。
無心の境地で黙々と作業をするかと思いきや、ボケと突っ込みを繰り返しながらの集団漫才状態だそうです。私は恐くて見に行けません。
確かに延々と続くヘタ取り作業に緊張感があるはずもありません。
どうか肩こりにならないで、そして舌を噛まないことを祈ってます。
下処理は極丁寧で、これでもかというくらい行います。
小さな黒いヘタは味に関係無いと言われていますが、青白い実の肌が出るまで取り除きます。
これが弊社のこだわりの一つです。後は企業秘密です。
真面目で優秀な社員のお陰で、仕込み直前の梅達は赤ちゃんの肌のようにスベスベです。
仕上がりの美しさは、透明感のある味はこうして造られるのです。