3月25日。今期の仕込みが終わり、後は2本のもろみの上槽を待つのみとなりました。作業の安全を第一に掲げ、松尾様のご加護を頂きながらの仕事でした。 「和醸良酒」の清神を基に、作業事故も無くかつ美味しいお酒を造らせて頂いたことは、この上ない喜びであります。
しかしながら、今世界中で新型コロナウイルスによる非常事態が起こっています。これは何れ人間の英知で必ずや終息できると信じています。 この外出自粛の期間中に、自分の出来ることは何にかと考えてふと思いついたのが、秋田が誇る農業指導者石川理紀之助翁の生き方、「晴耕雨読」であります。 晴れた日には活動できる様に、日頃より準備したいものであります。 最前線で見えぬ敵と戦っている医療関係者に感謝しております。