九輪草は、仏塔の天辺に立っている九輪に、この花の咲く様が似ているから名が付いたと、幼い頃に祖母から聞きました。
濃い紅色と淡い桃色の二色があって、初夏の庭を彩ってくれます。
その年の夏の天候を占う花として有名で、花の段が多く付くほど冷害の心配が無いと言われています。
スーパーの店頭にタイ米が並んだ記憶があると思いますが、あの年の九輪草は残念なほど花は咲きませんでした。
昔の人は自然をよく見ているものだなと感心したものでした。
酒蔵日記
2018.06.03
九輪草の花
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