春の風物詩「梵天上げ」
各町内の若い衆が町を練り歩き、威勢の良い梵天唄が遠くから聞こえてきます。家内安全、商売繁昌、五穀豊穣と願いにきりはありませんが、法螺貝の音と共に祈りや想いは春の青空に響き渡りました。
力強く廻す梵天から時折五色の御幣が外れて落ちます。
これは縁起物と呼ばれ、我が家では神棚に奉じます。
幾つも落ちてくると嬉しくなりますし、指し手の方も気を使って頑張って廻してくれます。ありがたいことです。
酒蔵の中では梵天唄が披露されます。唄の合間に燗酒を振る舞います。
寒い日はこれで温まるので、なるべく熱めにしてお出しします。
一杯ひっかけた後は、さらに大きな声で梵天唄が披露されます。
機会がありましたら長野の梵天を見にきてください。
酒蔵日記
2018.03.29
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梵天上げ
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