今シーズンも袋吊りの時期が来ました。
原料処理の精米・洗米、私たち蔵人が出来る作業は特に気を使いました。
精米は、約100時間もの時間をかけて40%や35%まで磨きました。
洗米も仕込み水をシャワーに使い、雑味が出ないように洗い流しました。
このようにして出来あがったもろみで袋吊りを行い、お酒が雫のように滴り落ちていきます。
琥珀色の雫が斗壜に溜まっていき、それを口に含み、味・香りを確認したとき、蔵人になって良かったなと思う瞬間です。
酒蔵日記
2018.03.09
袋吊り
酒蔵日記一覧はこちら