威勢の良い掛け声とともに「ズバン!」「ズバン!」と大きな音が響きます。
“合いどり”の声も小気味良く調子を合わせています。
今日はお正月用のお供え餅を搗きました。
今年は日の並びのせいで、少し早めの餅つきになりました。
皆様は九の付く日は餅を搗かないって知ってまいしたか。
九は苦に通じるから29日は餅つきはしないことになっています。
(我が家だけかな?)
今年の28日は仏滅で、27日は先負なので午前中は行いません。
そのため、少し早いのですが26日(友引)にお餅つきとなりました。
* 餅つきの解説
餅搗きは、いきなりペタンペタンとは搗きません。
まず始めは、杵でグリグリと吹かしたもち米を押しつぶします。
この作業が重要で、ここで手を抜くと美味しいお餅はできません。
この段階であらかたお餅になったら、いよいよズバコンと杵を振り下ろします。
お供えの餅つきは“頭”の細谷さんにお願いしたそうです。
“酒屋若い衆”が搗くお餅は、なめらかで粘りもあり絹のような舌ざわりです。
いやー、早く食べたいなあ!