1月になると吟醸の仕込みが佳境に入ってきます。
いわゆる大物の大吟醸クラスの仕込みが連日続きます。
杜氏をはじめ蔵人の緊張感は増すばかりです。
蔵主は黙って見守るばかりですが、合間を見て一緒に晩酌を楽しむこともあります。
蔵人の晩御飯はご馳走ですが、私は漬物が少々あれば良し。
仕込みに迷惑がかからない程度に憩いのひと時です。
麹室の扉に何やら気合の入った文言が貼ってあります。
どうやら今日は酒蔵観光もお休みのようです。
入り口はガラス扉で二重になっているので、断熱扉を開けても差し支えないはずですが、やはり気合でしょうか。
角ゴシックに赤い文字。それにビックリマークが二重に!!
扉の文字はかなりキテますが、お湯を運ぶ立哉さんの笑顔がニコニコすぎて、取り敢えず今日も「秀よし」は平和だとわかりました。