苦節九年目で、ようやく秋田の山の天辺が見えてきた。
7合目、8合目までの道のりも大変でしたが、これからが正念場になるでしょう。
十年目の今年は、山の天辺から見晴らしを眺められるよう頑張ります。
もちろん、酒造りに終わりはありません。
一つの頂の先にはまた頂があり、その遥か先にも頂が見えます。
終わりの無い酒造の道は険しくもやりがいがあります。

「雫酒オークション」に出す大吟醸の麹力価を測定したら、
グルコース力価とαアミラーゼ力価の数値が１００点満点だった！
「よし！今の麹の造り方で間違いない！」
オークションに参加されるお客様は、楽しみにしていて下さい。

「山田錦35％大吟醸」の留仕込みが間もなくだ。
最近、寒い日が続いているのでチャンス到来である。
あとは蔵人一丸となって進むだけです。