蔵人の明平です。
去る2月27日に、秋田県総合食品研究センター醸造試験場で行われた、「秋田県酒米栽培者講習会」に参加してきました。
県内の酒米栽培農家をはじめ、JA、集荷業者、蔵元から100名以上の参加でした。
酒米と言っても様々な種類があり、それぞれの生育に大きな違いがあるようでした。
酒米で有名なのは山田錦ですが、秋田県では気候があわず栽培は無理なようです。
農家さんたちは、山田錦に勝るとも劣らない秋田の酒米を生産するんだという気持ちで栽培しているのだと話していました。
また、酒米の栽培は、品質向上の為に肥料を制限して収穫量を抑える、草丈が高く倒伏しやすいなど、手がかかるうえに、収量が少ない。だからこそ、価格の安定がなければならないとも言っていました。
蔵元が求める酒造好適米の性質を持った酒米があってこそ、良質な日本酒が出来ているのだと改めて思いました。
米造り日記
2018.03.22
酒こまち作付講習会
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